訳あって ラブホ 滞在1ヶ月〜ザ・ 雑記

はい、「ラブホ滞在」は本日で三週間が経ちました。

日本に来る直前に大きなフェスティバルで踊るお仕事もあったせいで、

今まで何週間もブログをサボってしまいました。(何ヶ月!でした😅)

こちらに来るのにも超バタバタ。

でもラブホ生活も慣れてやっとなんとか落ち着いたので、スペインに帰る前に「ザ・ 雑記」シリーズに残そうと思います。

「休憩90分から」とか「4時間」とかでも、お泊まりもできるラブホテル。

日本独特のコンセプトですね。

スペインにもアメリカにも ラブホ はありません。

ま、他の国にはあるのでしょうか?

他のアジアの国とか?

「困った時の ラブホ 」

ギラギラさに圧倒されまくる。「パーティーにもピッタリ〜カラオケルーム」もあるんだね 🤔

今回うちの子ちゃんもアメリカから来てくれたので、最初の数日は二人でお泊まりでした。

ホテル予約にはいつも使ってる booking.com で予約。

この怪しい名前はもしかして〜と思ったけど。

その安さと、徒歩で病院に行ける便の良さに負けました。

空港から電車と高速バスで2時間もかかるこのど田舎

雷が鳴り、稲妻が落ちる中…

重いスーツケース二つを引きずる母娘 😭

真っ暗なハイウェイ沿いのバス停から、腐れた歩道橋を登って降りて…

やっとホテルに辿り着きました。

少なくともバス停から徒歩5分くらいでよかったね。

いつ、なんどきでもポジティブに考えるのはサバイバルの第一歩です。

ビル屋上階にそびえ立つ〜きらきらサイン ✨

お値段が書いてある電光掲示板 ✨

外壁に映る部屋の様子がわかる大型写真 ✨

外の通りからあまり見えないようになっている真っ暗い駐車場 😱

やっぱり!

母娘で来る人は世界に誰もいないだろーね 🤣

アメリカでモーテルというハイウェイ沿いにあるホテルも、時には怪しいのあるけど。

ちょっと違う世界。

あるあるインテリア

インテリアは80年代?90年代?っぽい。

とにかく古いってことです。

色使いはあの濁ったピンクとか緑青とか 😱

部屋は私たちのセビージャの Piso (ピソ) アパートがスポッと入る大きさ。

お風呂自体がうちの cocina (コシーナキッチンと baño (バニョバスルームを合わせたぐらい。

スペインにはこの大きさのバルも余裕であります。タブラオに使えそうなちょっと高くなったとこあるね… 🤣

コンビニで買ってきた除菌ウェットタオルで全部を拭き拭き掃除しながら、

この「90分 ¥2750円から」ってなに?

この怪しい雰囲気なに?

このコンドームやめてくれない?

コスプレの衣装タダで借りれるって〜!

と二人で爆笑&苦笑いしてました。


コギャルもあるのね… 🤣

ラブホとの初めての出会い

私も数年前に生まれて初めてラブホに入ってビックリ。

うちのマリード(旦那)くんとこの怪しさは何?と大笑いしました。

仙台でクラスを教えた時です。

この時も booking.com で予約したのに、ここはどこ?なんだこれ?な感じでした。

ホテルに運転して送ってくれた生徒さん、目が点(汗)

ごめんね〜今でも感謝してますよ〜(笑)

それから福岡でも。

なんとかかんとかアイドルのコンサートで、市内ホテルがいっぱいだった時。

「困った時のラブホ」ですよ〜 と教えてもらい…😅

重いでっかいスーツケースを2つ引きずって、ラブホ探しをしたことを覚えています。

今回うちの子ちゃんは会社があるので数日のみの滞在。

感謝祭(サンクスギビング)をギブアップして来てくれました。

お目当てのオババには病院の決まりで一度だけしか会えず。

面会は一週間に10分のみという病院の規則なので。

それも「来ないで」とオババに言われたとショック 😭

ママは小さい時から慣れてるけど、ショックだよね。

でも鬱だからね。

本当に会いたくないわけじゃないの。

気にしないんだよ… また来てあげてね 🥲

…と慰めました。

ま、母娘が一緒に会えたから良かったね、とポジティブに3泊だけして帰って行きました。

贅沢な「刑務所」感覚


無料で朝食がついていて一食浮くからラッキー😆「和食」と「洋食」が選べます。

わたくしは、そのあとは最上階のシングルルーム。

工事のおっちゃんたちが泊まるような部屋があるのです♪

素敵じゃないけど普通のラブホルームより居心地よし。

テレビ、冷蔵庫、細長いクローゼット、シャワー、トイレがついています。

悪くないね。

でも一つだけないものが…😳

シンクです。

だからちょっとキャンピング生活っぽい。

オケを買ってきて工夫して暮らしています。

この不便さもサイズ的にも贅沢な Cárcel (カルセル刑務所 って感じかな。

ベットに座って腕を広げると手が壁から壁につく広さ。

ま、刑務所は行ったことないけど映画とかで出てくる感じのとこ 😆

滞在予定あと1週間を残しましたが、毎日ラブホと病院を行ったり来たりしております…

「訳あり」のワケ

オババ(母)様が入院してもうすぐ一年になります。

数ヶ月前からご飯を食べれないくらい鬱がひどく、骨と皮になってしまいました。

マリードくんと私が会いにいったのが今年の6月。

それから元気を出して、7月に退院できるはずだったのに。

なにかのきっかけでまた「ぶり返し鬱」になり今になります。

ご飯を食べないのが厄介。

日本に行こうと決めた理由は「家族が毎日、本人の好きな食べ物をを持ってきてok」ということだったから。

私が来ても何も変わらないとはわかってたけど…

食べてくれそうなものとお手紙を毎日持っていこうと決心。

お金と時間が許す限りスペインから来たというわけです。

私には日本に帰るおうちはありません。

親名義の家が二つあるのに。

一つは遠い南の島に。

一つはべんの良い都会に。

でもなんの役にも立たね〜 🤯

誰も住まなくなってしまったので両方とも貸家となっています。

でも日本には「困った時のラブホ」もあるし 🤣

今回はサバイバルモードで、毎日スーパーやコンビニご飯で暮らしてます。

だって日本スーパーやコンビニは海外居住者の「憧れ」。

文句ないです。


日本は便利!お弁当屋さんも強い味方だよ。

7年前にオババは彼女の「戦友」が亡くなって以来、もう1人では何もできなくなりました。

自力でも暮らしていける、サポートもあるケアハウスに移りました。

「戦友」はオジジ(父)。

訳ありすぎ😅で、私たちが小さい時に離婚。

いろいろいろいろあって(また訳あって)ずっと繋がりがある変な人たちでした。

離れられない、でも一緒には住めない二人でした。

オジジが逝ってしまう前は一人でしっかり暮らしてたのにね。

アメリカにも元気にオジジと一緒に来てたのに。

毎日お互いに何回もする電話がサポートラインだったわけです。

オババはそうだったとは絶対に認めないけど😅

復活めざして

ケアハウスのある、姉がお嫁に行ったこの街は田んぼが広がるナーンにもないとこ。

でも自然があって空気も綺麗。

温泉もあるし。

老後はゆっくり、こういうとこいいじゃん…

と思っていたけど。

そううまくいかないのが我が家です。

昔から心の病に悩ませられているオババのバトルは続き…

今回は酷い、深い、長い鬱。

鬱は厄介で心だけではなくて身体も蝕んでいくのです。

もう若くもないのでご飯を食べなかったりすると抵抗力が落ちる。

寝てばかりになって、カカトに褥瘡(ジョクソウ)もできてしまいました。

肺炎になったら一発…とか。

水分不足で脱水症状起こして危ない…とか。

命に関わることにつながるといわれています 😭

特にもう77歳なので。

もちろん、こういう酷い時は前にもありました。

うちの子ちゃんが3歳くらいの時。

その時もご飯を食べないで細〜くなって、首で頭の重みが支えられなかったぐらい。

その時はうちの子ちゃんとアメリカから二人で行きました。

頭が斜めに下がったまま、喋らなかった。

可愛い孫のはずなのに、下から顔を覗いておしまい。

それからお尻に穴が開くほどの酷い褥瘡ができて…

でも、そこからも復活したので今回も希望は失いません。

ありがとう

ラブホの従業員さんはみんな優しくしてくれます。

おかえりなさい〜。

何か必要なものない?

お茶欲しい?コーヒーは?

どんどん持ってていいよー!みたいな 😆

たまにすれ違う、下を向いて通り過ぎていくカップルさんたちには悪いけどね〜

いらっしゃ〜い!楽しんでね〜といってあげたい👏🏽👏🏽👏🏽

誰も事情は知らないし、気にしないよ。

私もどうしてそこに一ヵ月いるのか聞かれないしね。

What happens here stays here… ここで起こったことはここだけのこと。

あと一週間よろしくお願いします🥰

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