プレゼント はいつもらっても嬉しいもの。
でもこの時期にスペインのみんなが待ちに待っている方たち、「東方の三賢者」(レジェス)が届ける プレゼント は特別です。
クリスマスイブにサンタクロースが プレゼント を届けてくれるというコンセプトはほとんど世界中で知られていますが、スペインではこの「東方の三賢者」(レジェス)の存在の方が断然に大きいです。
毎年1月6日が「レジェスの日」とされていますが、そのイブに彼らを乗せたフロート車を含む、大々的なパレードが街中を繰り出します。
もちろん、その晩にプレゼントを届けてくれるという期待で子供達を中心に街中が盛り上がります。
毎年レジェスに何を頼もうかとワクワク。本当にもらえるかドキドキ。
楽しみで待ちきれない気持ちを表す時に、よく
Que emoción !
Que ilusión !
などを使います。
実は大人もレジェスにプレゼントを頼みます(「レジェスから」といって夫婦でお互いのためにプレゼントを用意したり、親に贈り物をしたりします)。
誰もこのワクワクする感情は抑えられないので、
Estoy ilusionado! (男性・男児が言う場合)
Estoy ilusionada ! (女性・女児が言う場合)
や
Estoy emocionado ! (男性・男児が言う場合)
Estoy emocionada ! (女性・女児が言う場合)
と表現します。
どれも「すごく楽しみにしている!」(ちょっと興奮気味になっている!という意味合いです。)
CONTENTS | もくじ
プレゼント を届けてくれる「東方の三賢者」
彼らは新約聖書でイエス・キリストの誕生をベレン(ベツレヘム)へ拝みにきた学者たち(マゴ)とされています。ただ、子供たちの視点からは超シンプルに、
- 金白髪のマゴ、メルチョール (Melchor)
- 茶色い毛のマゴ、ガスパール (Gaspar)
- 黒人のマゴ、バルタサール (Baltasar)
親しみをもって慕われています。
他に「待ちきれない、楽しみ!」と言う表現で
Que ganas tengo!
とか、
Tengo muchas ganas!
などもあります。
実戦タイム
感情がはいると人間の学ぶ力はアップするそうです。ということで感情を込めれば込めるほど、言語は自分のものになりやすいです。
例えば:
状況 例1)
・もうすぐお給料日!だったら、
“Que emoción!” や “Que ilusión!” が使えます。
状況 例2)
・週末を楽しみにしている彼に(男性)向かって、
“Que bien. Estas muy ilusioado!”
「いいね。とっても楽しみにしてるのね!」と言う意味合い。
状況 例3)
「早く君に会いたい!」 “Que ganas tengo de verte!”
「早くプレゼント開けたい!」”Tengo muchas ganas de abrir los regalos!”
verte = あなたに会う
abrir =開ける
regalo = プレゼント
知ってると役立つ!
辞書で引くとよく
Entusiasmado / entusiasmada (興奮する)も出てきます。
例えば、「レジェスのプレゼントすごく楽しみ!」
Estoy entusiasmado de recibir los regalos de reyes.
ただ、ちょっとフォーマルです。口語としてはやはり
Tengo muchas ganas de ver los regalos de reyes.
の方が自然な感じです。
exitado / exitada
英語で”exciting”だからとたまに間違えてしまう人がいます。
日本の辞書にも日本語の訳は(興奮する)なのでここでも間違いがち。
でもこれは性的な意味の興奮なので気をつけてくださいね(笑)。
応用編
わからない単語は辞書で引いてみましょう!
もうすぐ大晦日!
Que emoción! Ya estamos llegando al final de este año.
お正月は…
Tenemos muchas ganas de solo comer, beber y descansar.
良いお年を!
Feliz año nuevo!
にほんブログ村「スペイン情報ブログランキング」に参加中。ご購読ありがとうございます!
「スペイン(海外生活・情報)ランキング」に参加中。少しでもお役に立ちましたらクリックお願いいたします。